日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

無職になって2カ月経った

この前までの私の脳みそは仕事のこととか嫌なことでいっぱいになっていたんだけれど、仕事を辞めたので、それらのことがだんだんと脳みそから押し出されていって、空いた部分にどうでもいいことが入りこんでくるようになった。例えば、霜のおりた日の土はさくさくでチョコフレークみたいだとか、駅に停まってる電車の下には雪がたまっていて、そこから溶け出した水で線路に小さな川ができてるとか。周りが真っ白になるくらい雪が降っている日は、音まで雪がすいこんでしまったみたいにしんとしていて、まるで私だけになってしまったようで、実はそんな日が少し好きだったりすることとか。こんなことを考えていてもお腹はふくれないし、もっと別のことを勉強したりしたほうが生きやすくなることはわかっているんだけれど、どうも、考えごとをする癖はなかなか治らないみたいだ。ぼんやり、自分の中から湧いてくるいろんなことを受け入れて、それをなんとか言葉で表そうとすることが楽しくてやめられない。