日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

映画「ワンダフルワールドエンド」を観た


映画『ワンダフルワールドエンド』公式サイト/監督:松居大悟×音楽:大森靖子

 

全国上映以外の映画を観るのは初めてで、固い椅子とか、人の少なさとかにびっくりしていた。なぜ観たかというと、大森靖子が好きだったから。

感想としては、いい意味でも悪い意味でも今時って感じだった。主人公はアイドルなんだけど、なかなか売れなくて、ツイキャスばっかりやってる。ツイキャスに人がくるのは、自分自身に興味を持たれてるのではなくて、自分が女だからなのに。もう一人の女の子は、初めは主人公が好きなのかと思ったけれど、違った。主人公の彼氏のことが好きだったから、その彼氏が好きなものが好きなだけだった。のだと思う。この辺ちょっと分かりにくくてハッキリしなかった。

主人公は、彼氏のこと本当に好きだったのかな。そうじゃなければ、彼氏の家に暮らすことになったその子に憧れることできない。アイドルとしての自分を理解してくれる人ならだれでも良かったのかも。それで、本当に彼氏のことが好きで、素直なその子のこと好きになったのかな。だから後半は女の子同士でデートしたりとか百合っぽかったけど、本当は違うと思う。若い女の子の友情は疑似恋愛みたいなやつ。

でも、後半は本当に意味が分からなくなってしまった。ギャグみたいになっていたし。無意味に関係ないものが出てきたりした。うーん。最後は、夢で終わった感じだた。

全体を通して、話し方とかが、演技っぽくなくて良かった。滑舌とか声の大きさとか気にせずに、本当に喋ってる感じ。仕草も自然だった。あと、「生きるのに疲れた」と言うけれどそんな大した悩みじゃなかったり、社長に対しても無愛想だったり、今時の感じが出てて良かった。

出てる女の子は可愛いけれど、可愛い女の子の映画ではないから、気を付けた方がいい。

観に行けて良かった。