日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

少なめの生き方

昔から、何事に対しても少なめで生きてきたように思う。例えば、カップラーメンのお湯の量とか、お米を炊く時の水の量とか、誰かを信じる気持ちとか。

多すぎるのは良くない。カップラーメンはお湯が多すぎると味が薄くなってしまうし、水が多すぎるお米はベチャベチャでおいしくないし、過度に期待しすぎると痛い目を見る。対して少ないのであれば、割と後から修正がきく場合が多いので、私は、誰に言われたわけでもないけれど、思い起こすと、ぴったりの線よりもちょっと少なめの人生だった。

少なめにすることで、良いこともそのぶん少ないけれど、悪いことも少なくてすむ。どちらかというと、悪いことが起きるほうが嫌なので、良いことを犠牲にしても、何もないほうがよっぽどいいよ。