日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

波の日

9:30からバイトで、それに間に合うように用意してたんだけど、外に出たら雨が降っていて濡れながら行った。今日は甲子園の準決勝で、後輩の男の子と勝敗とかを予想しながらバイトをした。大阪と福井の試合を予想したのだけど、結果は私が最初に予想した点数で、でもその後変更してしまったから二人ともはずれた。そんなことをやっていたら後輩の女の子に競馬やってるみたいですね、と言われてしまった。勝った方がハーゲンダッツを奢ると(私が無理やり)決めたけど、バイト終わったら先に上がってた男の子がガリガリくん買ってきてくれてたので一緒に食べた。一気に食べたら頭がキーンとしてめちゃくちゃつらかったし、笑われてしまった。余談だけど、日光のかき氷店のかき氷はとてもフワフワしていてキーンとならない。

帰ろうとしたら、後輩の男の子にご飯誘われた。18:30くらいだからちょうどいい。一人で家で食べるの寂しいんですよねと言っていて、なんか聞いたことあるなと思ったら好きな社員もそう言って私をご飯に誘うんだった。一人でテレビ見ながらご飯食べるの楽しいのになと思ってるけど、あんまり公言したことない。すでにガリガリくんとドーナツを食べてしまったから、あんまり重くないものがいいですねと話してたけどなかなか決まらない。じゃあ飲みに行こう。と半ば無理やり居酒屋に連れて行く。こうやって嫌な上司ができあがっていく。男の子はお酒めちゃくちゃ弱いって言ってたけど、大学では飲みサーに入っているし、それほどでもないだろうと思っていたのが甘かった。めちゃくちゃ弱かった。一杯目に私がビールを頼んだら、男の子も無理してビール頼んでた。でもやっぱり口に合わないみたいで辛そうだったから、そのビール私が飲むから好きなの頼んでください。と言った。コナンの話をしていて、ビールに塩を入れると泡が復活するトリックやった後の塩入りビールだったけれど。あとアルバイト先では後輩にも敬語なので外に出てもたまに敬語になってしまう。男の子は2杯目(1杯目のビールは半分も飲んでなかった)にウーロン茶を頼もうとしていたけど、まだ大丈夫。と説得してお酒頼ませた。完全にアルハラだし、ここでウーロン茶頼んでおけばあんなことにはならなかったんだと思う。頼んだ梅酒おいしいと言って飲んでいたのに、たちまち顔が真っ赤になってつぶれてしまった。いつもはもっと平気なんですと言ってたけど、今日は朝早かったし寝不足みたいだったから酔いが回るの早かったみたい。これは歩いて帰るのは無理だなと思ってタクシーに乗せて家まで送っていく。だいたいの場所は知っていたから助かった。タクシーにのると男の子は窓に寄りかかって眠ってた。と思ったら私の方に寄りかかったりしてきて、フラフラしてた。最初は腕で窓の方に押しやってたんだけど、なんでだっけな。私に寄りかかって、手を握ってきて、ああ。私なんで拒否しなかったんだろう。そして、これは少しやばいなと思った。これ以上はあんまり良くない。そんなこと考えてたら急に男の子が「卒業したら実家帰るんですか」と聞いてきた。「うん」と答えると「僕、(私)さんが同級生だったら良かったのになって思うんです」と言われた。意味が分からなかったけど、なんとなく嫌な予感がして「私ももっと大学生でいたかったな」と答えた。でも嫌な予感はやっぱり当たって、「年下じゃ付き合えないですよね」なんて言い出すから、焦って「うーん。小学生くらいなら興奮するかな?」などどわけのわからないことを言ってしまった。はあ。ちなみにこの会話は全てタクシーの中で行われた。運転手さんには本当に申し訳ないことをした。タクシーから降りて少し歩くとだいぶ酔いが覚めたみたいで、僕、変なこと言いましたよね、としきりに聞いてくるので何も言ってないよと嘘ついた。それなのに、思い出しました。ずっと言わないつもりだったのになんて言うので、まあお酒飲んだらそういうこともあるよ。とフォローした。ここで終わればまだ大丈夫だったのかもしれない。アホだから、冗談にしてはいけないのかもなんて思って、さっきのは、本当なの。とか聞いてしまった。今考えると完全に期待させてしまう感じだ。はい。と言われたので、私も返事したほうがいいですかと聞いた。はい。と言われたので、お断りした。残酷すぎる。部屋まで送って行ったんだけど、最後に、僕気にしないので、普通にしててくださいね。と言われていい人だなと思った。だけど帰り道、酔った勢いとはいえ気持ちを言ってくれたのは感謝すべきことだし、その男の子のことを一番に心配しなくてはならないはずなのに、私はこれからバイト行きにくいし、もうその男の子と仲良くできなくなってしまったなと自分のことしか考えていなかった。結構なひどい人だと思う。もしかしたら、私も思わせぶりなことをしていたのかもしれない。皆に好かれたくて、とくに男の人に好かれたいからいい顔をして、期待させてしまったのかも。好きにさせてしまって、本当に本当に申し訳なかった。というか、こんなことを誰でも見られるような日記に書くこと自体良くない。バイトの人には誰にも言うつもりはないけれど。話戻るけど、今回私が飲もうと言わなければこんなことにはならなかったかもしれないし、2杯目をウーロン茶にすればこんなことにはならなかったかもしれないし、バイト中たくさんお話しなければこんなことにはならなかったかもしれない。ああ完全にメンヘラっぽくなってる。その男の子のこと好きなんだけど恋愛対象ではなくて、そんな人から好意を寄せられると嬉しさよりも困ってしまうんだと分かった。これからもうご飯行けないし、社内でも気まずいかなと自分のことばかり気にしてしまった。ということは、本当に話が飛躍するけれども、私がもし社員に告白したら困ってしまうんだなと思う。働いている間は、告白するつもりなんて絶対にないけれど。

とにかく今日はまっすぐの日常にいきなり波が来たような感じですごくびっくりしたし、すごくメンヘラになってしまった。リア充がポエムとか書くのは、毎日こういう波みたいな日々を送っているからかもしれない。