日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

大切な日の前日はいつも調子悪い

明日は簿記検定。7月くらいから勉強を始めたけど、全然進んでいなくて一週間前に模擬テストを受けて結果が散々で初めて焦った。ギリギリにならないとやらないのは、いつもそう。だけどこんな感じでも何とかやってきたから、ずっと直らないと思う。例によって就職先から取得するように言われているから、かなりプレッシャーある。しかも、何日か前に「あなたなら、受かるでしょう。」という嫌がらせのメールをもらったから最悪な気分だ。それで、本腰を入れて勉強を始めたのが一週間前。その前はほとんど24時間自分の好きなように生活していたから、いきなり睡眠と食事以外の時間を勉強に費やしたら頭おかしくなった。もともと勉強は大嫌いだ。というより、自分の興味のない勉強をするのが嫌いだ。それならどうして興味のない仕事に就くのかという疑問が出てくるけど、確かにそうだな。働かないで、ぼーっとしてたい。

話がそれたけど、久しぶりにずっと勉強をしてると、今までできてたことができなくなってしまった。簡単な足し算だったり、自転車の乗り方だったり。あと、ほとんど言葉を発しないので、話し方を忘れてしまった。文章や音からは膨大な日本語を吸収するんだけど、実際に日本語の練習しなかったので。そう考えると外国語が話せるようになるにはやっぱり実践が大事なんだなと思った。

けれども直前になってくると集中が切れて、勉強時間はどんどん減っていった。今日なんかひどかった。まず起きたのがお昼だし、午後から勉強したけど全く頭に入ってこないし、ちょっとしかしてないのにすごく疲れてしまった。そもそも昨日明け方まで婚活パーティーとか、治験のアルバイトとかをネットで調べてたところからおかしい。

とにかくどんな状態でも明日の検定は平等に行われるわけで、どうせ受けるのなら合格したいなと思ってるけど、思ってることとやってることが全然違う感じだ。勝負の日だからスーパーでお肉買ってきたので、今から食べる。そんなこと考えてたら小学校の頃の最後のバスケの大会を思い出した。

私の通っていた小学校は人数が少なかったので、部活は強制参加だった。しかも、1年間でいろんな部活をやる。たとえば、ソフトボール、バスケットボール、陸上、合唱とか。その中でもバスケ部での思い出がすごく強い。顧問の先生がすごく厳しくて、今だったら結構問題になってたくらい。まずメニューがつらくて、ずっと走ってるし、ずっとシュートしてたし、ずっとパスしてた。失敗すると、すごくすごく怒られる。でも、いろんな部活の中でレギュラーになれたのはバスケ部だけだった。一試合4クォーターあるんだけど、第3クォーターにいつも出してもらってた。一緒に出てる人たちは皆運動ができたし、すごく誇りに思ってた。今考えると、私が出ることで上手な人をそのクォーターは休憩させてたんだろうな。とにかく嬉しかったから、たくさん練習した。お母さんもすごく喜んでくれて、練習試合とか見に来てくれたりしたっけ。そして最後の大会前日、何の料理か忘れたけどお肉をたくさん食べて、寝る前にお風呂に入ったら、お湯のはずなのにすごく寒くて鳥肌が立って、ぶるぶる震えてた。でも、気づかないふりして誰にも言わずに寝た。朝起きたら案の定熱があって、病院に行ったら盲腸かもと言われて(お腹をおすと痛かった)、試合に出られなかった。熱はあったけど大会に行って、顧問の先生に試合に出られませんと言ったら、すごく悲しい顔をされた。本当に本当に申し訳なくて、私の代わりに出た子が失敗ばかりしてしまうのを見て、ああ私が出ていたら、などと考えたりした。試合は負けて、みんな泣いてたけど、出てない私が泣いていいのかな。と思ってずっと下向いてた。その後もう一度病院に行ったら検査入院することになってビックリした。結局盲腸じゃなくてリンパが腫れてただけだったんだけど、元気なのに入院するのは何だか不思議で楽しかった。でも、特に親に迷惑をかけてしまった(お母さんがメンヘラになった)ので、もう入院はいいかな。

あの時私が試合に出ていたら優勝できてたかと言われると、それはないと思う。私はチームが優勝できたかよりも、試合に出て、自分が必要とされてることを確認したかったんだと思う。今だったら、簿記に受かって、就職先に必要とされたいと思ってる。

ああお腹すいた。今ご飯が炊けたので、早く食べて、もう寝よう。