日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

秋になったので久しぶりに日記を書く

もうすっかり秋で、とても晴れてるんだけど夏みたいな意地悪な暑さじゃなくて、じんわりとした暖かさで時間がゆっくり流れてる。

今日は辞めると決めた会社の女の子とご飯を食べに行った。お店は駅の近くの細い路地を入ったところにあるビルの中にあって、知らない人なら通り過ぎてしまうくらい分かりにくい場所だった。周りは寂れた居酒屋ばかりで誰もいなかったのに、中に入ると人がたくさんいて、別な空間に来たみたいに薄暗くておしゃれだった。

前菜がとても美味しかった。私は嫌いなものがないので、たくさんの種類食べられる前菜がとても好き。前菜は今まで考えもつかない組み合わせで来るので、ドキドキするし、それはたいてい美味しい(今日の前菜の中では、イチジクに生ハムが乗っていたのが斬新だった)。ご飯もとても美味しくて、きっと美味しいご飯を食べながらする話は楽しい話がピッタリだったのだろうけれど、退職することを伝えた。驚いていたけれど、薄々感じていたみたいだ。寂しいですなんて言ってくれた。

ご飯を食べたら、公園に行った。大きな公園で、しばらくゆっくり歩いて湖をのぞいて魚を追いかけたり、小さなイヌに吠えられたりした。遊具があったので、すぐさますべり台に向かう。私がロープで上まで登っていたら、そのへんにいた子どもも負けじとロープを登ってきた。私は大人気がないので、先にすべり台をすべってきて、子どもが後からすべってくるのをわあすごいねぇなどと言ってもてはやしたりした。途中のコンビニで買ったお菓子と飲み物を遠くのベンチに置いて遊んでいたら、カラスにつつかれていたので走って追い払ったんだけど、袋に穴が開いて破れてしまった。中身は無事なので持ち帰って食べてる。ジューシーなマシュマロのぶどう味が美味しくて好きなので今日は初めていちご味を買ったんだけど、いちご味はあんまりいちごっぽくない。

公園にはコスモスが咲いていて、トンボがたくさん飛んでいた。このまま俳句にしてしまうと、季語が二つになってしまうのであんまり良くないけど、二つとも入れたいくらいすごくすごく秋だった。あとはポケモンゴーをやっている人たちがたくさんいて、こういう人が何事も我慢強く継続できるんだなと思った。私のポケモンゴーはもうアンインストールされていて、二度とヒトカゲに会うこともできない。