日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

私は、レズビアン風俗で、キスをしたかっただけだった。(前編)

レズビアン風俗に行ってきた話を書こうと思う。予約に至るまでは2つくらい前の記事を見てください。
まず、予約は2週間前には済ませた。それから、劇的に痩せたとか、朝スッキリ起きられるようになったとかは、無い。いつも通りの日々が過ぎていっただけだった。ただ、例えば仕事中に、この中に、私が風俗に行くなんて思ってる人は誰もいないんだろうな。と急に考える時があって、仕事するために生きてるのではなく、風俗行くために仕事をしている気持ちになった。頭を下げている時も、こんなこと言われても、私は、風俗に行く女だ(ざまあみろ。)と思ったりもしていた。寝る前に、当日のことを考えたりしたけど、エッチなことというよりは、お姉さんに、抱きしめられたり、ゆっくりキスをしたりしているところばかり想像していた。
予約の前日も、いつも通りお酒を飲んで、少し夜更かしをした。寝ようとした時、爪を切らなくてはと思い、爪切りを持ち出した。白いところがなくなるくらい、深く切った。セックスの前に、爪を気にしたのは初めてだった。朝起きたらお風呂に入って、体のいろんなところをしっかり洗って、隅々のムダ毛を処理した。
そうして電車で待ち合わせ場所まで向かった。時間の30分くらい前になったら、お店から電話がかかってきて、服装を教えて下さいと言われた。約束の10分くらい前には待ち合わせ場所に着いた。指定されていたのは、駅の近くの、人通りの多いお店の前だった。私は、何をするわけでもなく、行き交う人を見つめていた。この時になって初めて、どんな女性が来るのだろうと怖くなった。金髪のギャルが前を通ると体を強張らせて、髪型はボブがいいなあと何となく思った。その間、風俗の待ち合わせを2回見た。男の人が待っていて、後から来た女の人とホテル街に歩いて行った。車で待っていた男の人もいた。どちらも、気弱そうなおじさんだった。
5分前になって、女の子が来た。少し化粧は濃いめだったけど、黒髪ロングで、ずっとニコニコしてる女の子だった。地元のヤンキーの友達みたいで、少し新鮮味はなかったけれど、その子がよろしくお願いしますと頭を下げてくれたので、怖い気持ちが少しほぐれた。
ホテルはその場で決めるみたいだ。ラブホテル街を歩いて、適当に決めていく。私は、お金持ってきたので、ちょっといいところにしましょうとおどけて言った。女の子のオススメのホテルが満室だったから、たまたま見つけた大きなホテルにした。女の子にお部屋を決めてもらって、会計をした。3時間で、1万円超えるのか。びっくりしてしまった。 道中では、世間話をした。たとえば、私が駅から来るのに迷ってしまったこととか、お互いの地元のこととか。私と同じくらいの歳ですよねと言われて、年齢を聞いたら、20歳だった。私は今から、年下の女の子に抱かれる。

長くなってしまったので、次に続きます。