日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

きっとひどい顔している 2018-02-13

質問されたことに答えると必ず揚げ足を取られるので、ついには何も答えられなくなった。どんなに簡単なことでも、裏があるのではないかと思って考えを巡らせているうちに時間が過ぎていく。沈黙が一番駄目なことはわかっているので、口は半開きのまま、魚が空気を求めるかのようにパクパクしている。ついには今日他の人に何かあったら相談に乗りますよと言われてしまった。何かあったからそんなことを言うわけで、その何かとは、絶対に良いことではないのは明白である。

けれども私の精神を脅かす何かは常に存在しており、それは明日の体育だったり部屋に出たカメムシだったり、違いはダメージの大小だけであるので、思い返すと人生はずっとこんな感じだった。

そんなもんだと思って生きていると案外図太くなるようで、おそらく私のことで機嫌が悪い上司に今日体調悪そうですねなんてことも言えたりする。