日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

プロポーズしてきた人を気持ち悪いと思ってしまった

お題「プロポーズ」

 

2年くらい前に知り合って、つい最近仲良くなった男の人がいた。一緒にごはん食べたり銭湯行ったり、朝まで家でお酒を飲んだりした。知り合った頃は何かされたわけでもないのにめちゃくちゃ苦手だったけれど、私と似てることがわかって、最近は仲良くしていた。今思うと私と似ていたから嫌だったのかもしれない。それで、しばらくは仲良くしてたんだけれど、次第にその人に腕とかを触られたりすると嫌だなと思い始めた。たぶん私の悪い癖で、あんまり仲良くしすぎるとその人のこと嫌いになってしまう。あと、私と似てると思ったけれど、私よりもよっぽど闇が深い人だったことに気づいて段々とその人の闇を見るのが苦痛になっていった。

そんな感じで、最近は遊びに誘われても何となくかわしてたんだけれど、その人が遠くに行ってしまうことがわかって、最後くらい会っておこうかな なんて気持ちが芽生えた。一緒に銭湯に行って(銭湯は男女別れていて会わなくて済むのでよい)、ごはんを食べて帰ってきた。それで、帰りの車の中で、ずっと言いたかったことがあるんですけどなんて言われてしまったので、これはついにいよいよ来たぞなんて身構えていたら、今朝からずっと鼻毛出てましたよと気まずそうに言われてしまった。お風呂上りに鏡見たんだけれど、たぶん、笑うと出るタイプの鼻毛で、気がつかなかったんだと思う。早く言ってくれればよかったのに〜なんて茶化したけれど、本当は割とショックを受けていた。私が好意を寄せられてるのをいいことにカッコつけて、そっけない態度取っていた時も、鼻毛出てたんだなと思うと、かなり恥ずかしかった。だからそのあとに、僕と結婚してついて来て下さいなんて言われた時も、早く家に帰って鼻毛を見たい気持ちでいっぱいであんまり聞いてなかった。それから事あるごとにメールが来て、こっちに来てくださいとか言われたりしているけれど、最後の私が鼻毛出てるままでも良いので、もう会いたくない気持ち。後日ドン・キホーテに行ったときに初めて鼻毛カッターを買って鼻毛を剃ったけれど、意外と剃れるんだな。