日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

ペットボトルオシッコの呪縛

道路の端に黄色い中身の入ったペットボトルが転がっているのを見るたびに、お父さんに言われた言葉を思い出す。

実は、あのペットボトルは、トラックの運転手が車内でオシッコしたのを溜めていて、いっぱいになったら投げ捨ててるんだということ。

私はそれまで、あのペットボトルにはお茶が入っているのだとずっと思っていたけれど、お父さんにそんなことを言われてから、オシッコにしか見えなくなってしまった。

きっと、あのペットボトルに入っているのがお茶かオシッコかというのはあまり重要ではなくて、これからも、あのペットボトルを見るたび、お父さんの言葉に縛られ続けることのほうが、やばいことのような気がする。