日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

婚活における展望

私は結婚というものは、逃げだと思っている。本当に好き合っているのならば、籍を入れなくたって暮らしていくことができる。結婚は、同じ世帯に入ることで、経済的負担を軽くする(必死に働かなくてもいい)ためにすることだ。子供が欲しいと思わないから、そう考えるのかもしれない。だから、結婚願望が湧いてくるときは必ず、働くのが嫌になっている時だ。ちなみに、恋人が欲しいと思ったときは、自分に味方が欲しいとき。私はいまだに、人生の大事なことを話せるのが妹くらいしかいない。

そんなわけで、去年から今年にかけて、結婚願望が湧いたりしぼんだり、湧く度に婚活パーティーに参加したりした。最近は婚活サイトを利用している。結構追い詰められた人の取る方法っぽいけど、実際追いつめられているし、何より、普通に生活していたら恋人はおろか、新しい友人も、新しいイヌにまで出会うことはなくなっている。
婚活パーティーに参加するのって、すごく疲れるし嫌なこともたくさんあったけれど、めちゃくちゃ面白い。アンダーグラウンドの世界をお手軽に見ることができる(もちろん私も、そちら側だ)。それでいて創作意欲がかなり湧きたてられる。そろそろレポ漫画を描いてコミティアとかに出そうかなと思っている。ああでも売るときに顔を見られてしまうので、こんな顔のくせにと思われると、描きにくいな。
パーティーに参加して思ったけど、たぶん私は、理想が高すぎる。転職を考えるときによく出てくる話なんだけど、現職の条件をチャートや点数にしてみて、転職先に求めるのはそれと同じ点数の合計じゃなくてはいけないということ。例えば現職は休みはわりと多いので4点、お給料は低いので2点、将来性はないので1点などとすると、7点以上の転職は無謀だということになる。とにかく給料が高いところを求めるとすると、給料面で5点、残りの条件で2点しか選べないことになる。ということは、現時点で給料が良いところで転職するには、その分休日や労働時間を犠牲にしなければならない。
きっと婚活も同じで、私のスペックを点数化して、その合計点内で相手を見つけなければならない。転職であると、給料、安定性、将来性、やりがい、労働時間とのことだったので、これを婚活に当てはめてみると、・・・ふとわれに返ったけれど、今かなりばかばかしいこと書いている。そう思いませんか?レポートでは、こんな長文書くのに一日中頭を悩ませているのに。それで、婚活チャートの話に戻るけど、項目は顔、収入、性格、学歴、あとは何だろう、年齢とかにしておく。私の場合だと、5点満点で、以下のようになる。
顔・・・2点(と信じたい)
収入・・・3点(同年代の女性の平均は超えてる気がする)
性格・・・1点(私は、自分の性格が結構いかしてると思うのだけど、客観的に見るとそうでもないらしい)
学歴・・・4点(大卒というだけ)
年齢・・・4点(婚活市場では、若い方だと思う)
合計で、14点だ。思ったより高くて、つまらなくなってる。
それで、私が今のところ相手に求めているところを点数で表すと、
顔・・・5点
収入・・・5点
性格・・・4点
学歴・・・4点
年齢・・・3点
合計点数は、21点で、完全にオーバーしている。この中で、絶対に譲れないことは、大学卒であること。たぶんそのほうが、価値観が合うと思うからだ。残りは10点で、お金持ちがいいので、これは5点。お金持ちといっても、1000万とかではなくて、私が働いてもいいので、二人で暮らすのに余裕があるくらい。私はついに、専業主婦への憧れをすてた。
顔もとても大事だと思う。イケメンも好きだけど、私の好みの顔であればいいなと思っていて、私の好みの顔は、一般的にイケメンと呼ばれる人では一概に言えないとわかったので、4点くらいにする。残りの1点は、年齢に振り分けるとすると、私が婚活で狙うべき相手は、大学卒の安定した職業に就いてる人で、私好みの顔のおじいちゃん。