女の子を部屋に呼ぶにはトイレの位置が大事

これは本当に、すべての男性にお伝えしたいことなんだけれど、女性が遊びに行きやすい部屋の条件がひとつだけある。

それは、トイレが部屋から遠いということ。

アパートに住んでいる人を想定して言っているけれど、部屋の間取りを見た時に、普段過ごす用の部屋とトイレの位置が離れていれば離れているほど、行きやすくなる。たまにワンルームで部屋から直接トイレに行くタイプがあるけれど、これは本当にもってのほかだ。さらに言うと、一度部屋からドアを開けて出た先にトイレがあるタイプだとしても、部屋の隣にトイレがあるものも、あまり良くない。なるべく部屋から離れていて、なるべく音が聞こえないような造りが最高。どんなにおしゃれな部屋だったとしても、トイレの位置によっては、4畳半の散らかった部屋のほうが魅力的になりうる（共用トイレはまた別の話。昔付き合っていた人の部屋が男子寮でトイレが廊下にあった）。

こんなことかと思うかもしれないけれど、（たぶん）女性の永遠のテーマとして、トイレ問題がある。試しにヤフー知恵袋で「彼氏　部屋　トイレ」とかで検索してみて下さい。ずっと好きだった彼とやっとお付き合いできることになって、初めて彼のお部屋に遊びに行くことになった。お部屋でまったりして、とても楽しかったんだけれど、ふと尿意をもよおした。「お手洗いお借りするね」とトイレへ向かうが、なんとトイレと部屋をさえぎるものがトイレのドア一枚しかない。さて困ったな、ということになる。男の人に、しかも、好きな人に、おしっこの音を聞かれることがものすごく恥ずかしいので。ただでさえ同性同士でも少し恥ずかしいから、音姫というものが存在している（音姫とは、ボタンを押すと、水が流れる音が出る機械で、デパートとかには大体ついてる）。おしっこの他にも、たとえば、急におなかが痛くなったりしたときに、もしかしたら、部屋に音が聞こえてしまうかもしれないので、事前に自己申告したり、外に出ていてもらったりしなければならないかもしれない。もし遠ければ、そしらぬ顔してスッキリすることができる（人の家でウンチしてごめんなさい）。女性のウンチは、いつ出るかわからない感じなので、ウンチしたくなったらなるべく我慢しないで出したいと思っている（完全に自論）。あとは、生々しい話になってしまうけれど、生理になってしまった時、トイレで生理用品を交換することになるんだけれど、なるべく音を聞かれたくないと思っている。まあ、これらはお付き合いしてしばらく経ってからになるとは思うんだけれど、いつまでも、女性としての心を忘れたくないと思っているので、排せつ関係はひみつにしておいたほうがいい。それに、男友達のおうちに遊びに行くときも、トイレの位置を確認して落ち込んだりするので、本当に、男性と、これからアパートを設計する人は気を付けてもらえると、みんな幸せになれると思う。