日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

おじさんにプロポーズされた

あああ。あああああ。もう、本当に何やってるんだ私。これはもう病気だ。どうして毎回学習しないのかわからない。いい加減だれか手錠をかけて地下室にでもほうりこんでおいていてほしい。

20も歳の離れたおじさんにプロポーズされてしまった。

仕事を辞める前から気にかけてもらっていた。けれどもそれは娘のように、妹のように思われていると思っていた。おじさんが若い女の子(私もそんな歳ではないけれど)を見てちやほやする感じだと思っていた。いや、少なくとも働いている時はそんな感じだったのかもしれない。ただ、仕事を辞めて、家も近いので、たまに食事に行ったりするようになって、もしかしたらいけるかも、という気持ちになってしまったんだと思う。だって、普通の考えを持つ人であれば、異性と2人で食事に行くことはほぼ付き合っているのと同じことらしいので。対して私は、アホみたいな貞操観念なので、いや、そういう感じではなくて、もう男性とは見ていなかった。ただの、ご飯をおごってくれるおじさんという感じで接していた。一緒に話したりするのも、嫌だとは思わなかったけれどすごく楽しいわけでもなかった。でも私は嫌なことも楽しそうにするのが上手なので、きっと期待させてしまったと思う。そして、はあ。そして、私は、そんなおじさんの好意に気づいていた。気づいていたんだけれど、まさか告白されるとは思わなくて、それは、まさかおじさんが私に告白していけると思ってたとは思っていなかったからだ。アイドルみたいな感じで、好きなんだけれど、届かないと知っているから、このままの関係でいくものだと思っていた(自分をアイドルと例えるのは心苦しいんだけれど、いい例がないので許して下さい)。それで今日、2人で食事に行って、帰りに大きな花束をもらってしまって、やばいと気づいた。その時は花束をもらっただけだったので、もうこれからはあんまり2人で出かけたりするのやめようと決めた瞬間、おじさんから電話がかかってきて告白されてしまった。まじかよ。なんか色々言ってたけど思い出したくない。いや、嫌いなわけじゃないんだけど、もうこういうめんどくさい感じにはなりたくないというのが本音だった。しかも、前も書いた気がするけど、私は、告白してきた人が傷ついているとかはあんまり気にならなくて、それよりも、自分の立場がどうなるかに不安でいっぱいになってしまう。今回も、そのおじさんと仲の良い人たち何人かとも一緒に遊んだりしていたから、もうこれから仲良くできないんだろうなと思っている。おじさんの恋を応援してくれていたらしい。はきそう。しかも、来週すでに約束してしまった飲み会があって、その飲み会には本当に行きたくないと思っている。だからさっきの電話でも、おじさんたちに合わせる顔がないのでその飲み会には行けないと言ったけれど、本当は、皆に何を言われるかわからなくてこわいから行きたくないだけだった。結局説得されていくことになってしまったけど、本当に本当に行きたくない。けれどもきっと、これが罰なんだろうな。一度行って、どうして思わせぶりなことしたんだとみんなから叱られないと駄目ということだな。はあ。おじさんがおばさんならこんなことにならなかったんだとは思うけれど、そもそもおばさんだったらご飯誘われたり映画見に行ったりしないか。頭がぐるぐるする。こんな人いるんですか?まじで私何してるんだろう。花に罪はないのに、もらった花束のにおいをかぐだけで気持ち悪くなってしまって、花瓶にさすこともできない。まだつぼみがたくさんあるから、これからきれいに咲いていくだろうに。よし、まずは女の子の友達を作ろう。あれ、友達ってどうやって作るんだっけ。そういえば私、友達あんまりいないんだった。もうだめだ。きっと人と関わってはいけない。ご飯が無料で食べられるからとノコノコついていったりしてたけど、タダより高いものはないというのは本当だった。私は誰かと一緒に幸せになっていくというルートはぜったいに選んではいけない。きっとその人を不幸にしてしまう。私は私が幸せであってほしいといつも思っているけれど、一人で幸せになっていかなければならない。苦しいな。本当にいつも浅はかすぎる。10年前とかから何も変わっていない。病気とか呪いとかのせいにすれば楽になれるんだろうけれど、楽になってはいけない気がする(またおんなじこと繰り返すので)。いやあ、まじか。久しぶりにショックを受けてる。だって、一回だけならまだしも、おんなじようなこと何回もしてるからな。来月久しぶりに大学の友人たちと会うことになって、そこには5年間付き合った元彼も来るみたいなんだけど、本当に私と別れられてよかったよ。元彼は私の仲いい先輩と結婚しててかなり複雑な気持ちだったけれど、それで正しかったみたい。本当に、私に構うと不幸になってしまう。