日記

どこにでもいる人の、ありふれた日記です。

ヒラメとカレイと私の話

今日読んだ本の話。ヒラメとカレイは目の位置で見分けるんだけれど、生まれた時はヒラメもカレイも目は左右対称についていて、成長していくにつれて、それぞれの位置に動いていくらしい。脳にねじれがあって、それに従って目の位置が変わっていく。なるほど、生まれたときは皆んなおんなじに見えても、そのあとどんな生き方をするかはもう遺伝子レベルで決まってるのか。

けれども、人工飼育とかの違う環境で育てると、なんと、目の位置が逆になったり、左右対称になったりすることがあるとのこと。うん、やっぱり、環境はとても大事で、遺伝子すら変えてしまうみたいだ。きっと、小さい頃の環境でほとんど決まってしまうはずで、それは子どものほうが柔らかいから矯正しやすいことは分かってるんだけれど、大人だって矯正はできて、実際私もこのまえ前歯が引っ込んで来たねなんて言われたりしている。それはすごく痛くて時間がかかることだけれども、頑張ればできることなんだろうな。その証拠に、中学生くらいの頃は人前でなんて話したこともない引っ込み思案だった私が、今は、たくさんの人の前で発表することができる。あとは、中学生とか高校生くらいの頃は割と真面目で優等生だったはずなんだけれど、今では立派に無職だし。最近感受性が豊かになってきて(戻ってきたと言ったほうが正しいかもしれない)、本を読んで鼻水出るほど泣いたり、ナウシカ観て泣いたり、辛い以外でも泣くことができてる。やっと本当の私が戻ってきた感じする。